お化けフォークで翻弄、福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大。

今年、一番気になっている選手がいます。
福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手です。
今年のワールドベースボールクラシック(WBC)で大活躍しましたが、ペナントレースになると、WBCのツケが溜まったのか?今季は背中の張りによる違和感で投げることができず、思うように活躍が期待できませんでした。

千賀滉大投手は、本来ならスリークォーターから投げる最速156km/h (平均球速約149km/h)のストレートと、“お化けフォーク”と称した落差の大きいフォークで空振りを奪うなど、育成出身としては、安定感を増して成長も著しいピッチャーと言えます。
先発ローテの柱になっていましたが、今年は背中の張りでの離脱で、ホークスにとっては、痛い思いをしていますが、交流戦明けには復帰するそうです。

復帰しても、また怪我がないよう無理せずに、千賀滉大投手には頑張ってほしいと思いますが、ホークスも和田毅、武田翔太、内川聖一、デスパイネと主力選手の離脱で、台所事情が火の車になっているにもかかわらず、なんと交流戦でピンチをチャンスに変えて、3連覇しています。
なぜ交流戦で3連覇したのかは工藤監督の危機管理能力をもたらした采配が的中した結果だと言えます。

昨年は1位を突っ走っていたはずなのに、後半になって2位に失速したことを踏まえて、もし主力組に怪我人が出た場合に、二の次を踏まないように、若手を積極的に起用したことに功を奏したと言えます。
千賀だけではなく、内川、デスパイネも復帰してきますので、この調子で昨年みたいに失速しないように願いたいとともに、千賀のお化けフォークで是非ホークスの優勝に導いてほしいと思います。

ニューヨークヤンキース、田中将大投手のスランプが心配!

メジャーリーグも開幕してすでに2か月が経とうとします。
そんな中で今年もっとも私が期待していたのが、ニューヨークヤンキースで開幕投手を任せられた田中将大投手。

オープン戦では非常に調子が良く、今年はサイヤング賞も狙えるくらい、順調に調整を進めてすごく調子が良いと思っていました。
先日までで、10試合に先発投手として出場している所は、流石に田中将大投手だと思いますし、しっかりとローテーションを守っています。

しかし、オープン戦の活躍が嘘のように、田中将大投手が打たれる事が非常に多いですよね。
5勝4敗でまずまずの出だしなのかなと思うところはあるのですが、失点が37というデータと防御率5.86という数字をみると打線が打ってくれたから、得点をあげてくれたから、勝ち星が5もついているといった状況ですよね。

監督、コーチも必死で、田中将大投手のスランプの改善に向けて動いているようですが、私たち日本人からするとあの田中将大投手がこんなに打たれる姿を見ると本当に残念になりますし、メジャーのレベルの高さと難しさを感じますよね。
まだまだ、シーズンは始まったばかりで残り20試合程度の試合はありますので、ここから暑くなるこの時期にばてずに修正して、勝ち星を残していって欲しいですね。

清宮幸太郎選手は人気だけなく実力を兼ね備えた真のスター。

4月27日、春季高校野球大会の東京大会決勝の試合が異例のナイターで開催されました。
主催者側は早実の清宮幸太郎内野手への注目度が高いことから日中ではなく夜に変更、さらに球場を神宮第二球場から神宮球場へ変更しての開催となりました。
入場者は2万人とのこと、プロ野球の試合より多いのではと思える数字です。

試合は、点数の取り合いとなり、4点ビハインドで迎えた9回裏、早実はバッター清宮選手の3ランで同点に追いつき、延長10回裏で逆転サヨナラで優勝を飾りました。
清宮選手はこの日、8回にも2ランホームランを打っており高校通算84本目となりました。

清宮幸太郎選手の父はラグビー選手としても活躍し、現在はラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督ということもあり、1年の時から注目されていました。
しかしながら、清宮選手は人気だけでなく勝負強さや実力も兼ね備えています。

観客を動員する力もあり、カリスマ性を備えて真のスターと言えるでしょう。
春の甲子園大会では初戦敗退でしたが、夏の大会ではどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。

ただ、野球はひとりではできません。
清宮選手がキャプテンとしてチームを引っ張り、まとめ、チームとして向上できれば甲子園出場、そして優勝も夢ではないでしょう。

さらに秋にはドラフトの目になることは間違いありません。
プロ野球どころか、大リーグへという話もあるそうです。

まずは、日本でプロとしてプレーして、実績を残したあとにいう流れになるでしょう。
どの球団もほしい逸材ですが、類い稀な才能を伸ばしてくれる球団で才能を伸ばしてほしいと思っています。

大リーガー鈴木一郎の凄さとその原点は子供の時に。

現在MLBのマイアミ・マーリンズに所属しているイチローですが、その凄さは記録から見ても偉大な選手です。
今のイチローの原点は、子供の頃にあり小学6年の時に、120kmから130kmのバッティングマシンで練習していました。

このスピードは、小学生にしてはかなり速いので、普通は当たらないか当てるのが精一杯な速度です。この練習で、動体視力が身についたと言われています。
勉学もかなり優秀で、高いレベルの学校に進学する事も可能だったのを、プロに行きたい為に愛工大明電に進学しました。

イチローには、強い自身というものがあり、高校野球時代監督に、センター前ヒットならいつでも打てると言った事があります。言うだけでは口だけになりますが、高校時代の成績は5割という驚異的な打率でした。

イチローは天才ですが努力型の天才で、高校時代夜の誰もいないグランドで素振りをしている事が多く、見えない所での努力はかなりしています。
プロに入団後しばらく活躍はしていませんでしたが、当時の仰木監督に目を付けてもらい、振り子打法に変更して活躍し始めます。

それ以降は、様々な記録を更新して大リーグに活躍の舞台を変えます。
イチローの凄さは、世界にも通用するバッティングで、同じ日本人として誇りに思える選手です。

熱投475球、三浦銀二(福岡大大濠高校)。

第89回選抜高校野球で一躍脚光を浴びた福岡大大濠高校のエース三浦銀二投手。
今大会の福岡大大濠は、3月21日に予定されていた初戦の創志学園(岡山)戦が雨天順延、今から考えればこれが後の激動を暗示していたのかもしれません。

創志学園に9本のヒットを許したものの、失点3自責点2に抑え、味方の援護もあって6-3で勝利しました。
安定した投球フォームから制球の効いた投球。
質の高いピッチングに注目が集まりました。

2回戦は初戦の4日後に滋賀学園と対戦。
立ち上がりをつかれ、滋賀学園に1点許しますが、その後は安定した投球を続けます。
8回表に味方が1点返して同点になると、9回で決着がつかずに試合は延長へ。

延長になっても両チーム得点できず、とうとう延長15回になります。
15回裏滋賀学園は先頭バッターがヒットで出塁し、バントで送って1死2塁と三浦を攻め立てます。
滋賀学園サヨナラのチャンスでしたが、三浦は落ち着いて後続二人を打ち取り、試合は引き分け。
再試合になりました。

当初翌日の第4試合に予定された再試合でしたが、続いて行われた健大高崎(群馬)-福井工大福井の試合も延長15回引き分け再試合になるという珍事になったため、一日置いて翌々日に再試合2試合が組み込まれました。
一人で196球を投げ切った三浦に対し、二人の投手でまかなった滋賀学園。
ここまでピッチャーは三浦一人で戦ってきた福岡大大濠にとって、一日の休養が吉と出のか。

そして再試合では、失点はしますが、1点ずつ3点にとどめます。
味方の援護に助けられ、とうとう130球完投し、5-3で勝利します。
1回戦149球、2回戦延長15回196球、再試合130球、7日間3試合で475球の熱投です。

報徳学園(兵庫)との準々決勝は、その翌日行われました。
福岡大大濠の八木監督は、その日の朝まで三浦の起用について決めかねていたようです。
三浦自身もトレーナーも登板は可能との判断でした。
しかし、八木監督の下した結論は、三浦を起用しないことでした。

八木監督は、優勝するためにはとの逆算で、三浦の登板を見送りました。
また三浦なしに戦うことで、チームとして成長できるとの見方もあったようです。

1回裏いきなりピンチを迎え、早くも二番手投手を起用するはめになります。
ここで三浦がブルペンに向かいますが、八木監督が三浦を制します。

7回裏リードを許す中、業を煮やした三浦が再びブルペンに向かいます。
今度は八木監督も止めませんでした。
しかし、結局三浦の登板はなく、福岡大大濠は3-8で敗れました。

夏であったら三浦は登板していたかもしれません。
しかし、今回は春。
まだ夏がありますし、無理して怪我でもしたら元も子もなくなります。
この試合を経験して、福岡大大濠は間違いなく成長したと思いますし、チームとしての課題もはっきりしたと思います。

福岡大大濠がこれからどんなチームになっていくのか非常に楽しみですし、三浦銀二がどのような投手になっていくのか非常に楽しみです。